コンドームの大きさの測り方を正しく理解することは、避妊成功率を高めるために極めて重要です。
サイズが合わないコンドームを使用すると、理想的な使用時の避妊失敗率2%に対して一般的な使用では18%まで上昇します。
測定方法は、勃起時のペニスの最も太い部分(通常は亀頭のカリ部分)をメジャーで測り、円周を円周率3.14で割ることで直径を算出します。本記事では、コンドームの正確な測り方、サイズ規格、計算方法、リスク、主要ブランドの比較まで、医学的根拠に基づいて詳しく解説します。
コンドームの大きさの測り方|太さと長さの正確な測定方法
コンドームのサイズ選びで最も重要なのは、ペニスの太さ(直径)を正確に測定することです。コンドームのサイズは男性器の長さではなく太さ(直径)で選びます。ペニスの長さが標準的だからMサイズを選んでおけば安心というわけではありません。
メジャーを使った基本的な測定方法
より正確にサイズを測るには、メジャーを使いましょう。カリ部分(亀頭の一番出っ張った部分)の外周を測ります。ここが一般的に一番太い部分で、コンドームが外れないようにするために重要な箇所です。
サイズを測る時は、コンドームを使用する状況と同じように、十分に勃起させた状態で行います。メジャーで一番太い部分の長さ(円周)を測り、円周率(3.14)で割れば、直径の長さを出すことができます。
カリや根元など、男性器の最も太い部分の円周を測り、彼にピッタリのサイズのコンドームがどれなのかを知りましょう。円周については、女性が親指と人差し指で亀頭を輪っか状に包んでみると、ざっくりとしたサイズがわかります。
親指と人差し指の先端がくっついてO字の輪が作れるなら、サイズはMがいいでしょう。指の先端がつながらずにCのようなかたちになる場合は、Lサイズ。Cよりもさらに指が離れてU字になる場合は、LL(XL)サイズのコンドームを選びましょう。一方で親指と人差し指で作った輪の中に隙間ができたり、指が余ってb字になるようなら、Sサイズのコンドームで問題ないでしょう。
| 測定箇所 | 測定方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 太さ(円周) | カリ部分をメジャーで測定 | 最も太い部分を測る |
| 直径 | 円周÷3.14で計算 | 小数点第二位まで算出 |
| 長さ | 前側の根元から先端まで | 裏側(玉袋側)から測らない |
| 測定時の状態 | 十分に勃起させた状態 | 使用時と同じ状態で測る |
トイレットペーパーの芯を使った簡易測定法
すぐにでも試せる簡単な方法として、トイレットペーパーの芯(直径約38mm程度)を使った測定方法をご紹介します。トイレットペーパーの芯に勃起したペニスを入れてみましょう。芯との間にすき間が多い場合はSサイズ、すき間が少なく丁度いい場合はMサイズ、入れようとしても入らない場合はLサイズ、どう考えても絶対に入らない場合はXLサイズです。
目安として、トイレットペーパーの芯の直径は38mmで、コンドームサイズでいうとLサイズに該当します。あくまでも簡易的な測定方法であり、目安ですので、正確なサイズを知るには、メジャーを使った基本的な測定方法をお試しください。
コンドームサイズを選ぶ際には、ペニスの最も太い部分の外周を測ることが基本です。多くの人の場合、この最も太い部分は亀頭のあたりになります。したがって、コンドームサイズを測る際には、亀頭の周囲を測るようにしましょう。
測り方を知っている方は多くありませんし、間違った測り方で測るとサイズが2サイズも違うという場合もあります。ゴムのサイズがわからないという人は、ペニスの正しい測り方を知ることが大切です
コンドームのサイズ規格|S・M・L・XLの直径と円周の基準
コンドームのサイズは主にS、M、L、XLの4種類で展開されています。メーカーによりサイズ基準が異なりますが、一般的なサイズ直径は明確に定められています。コンドームのサイズは基本的にはS・M・L・XLの4つに分かれます。
各サイズの直径と対応する円周一覧
各サイズの直径の目安は、Sサイズが27から31mm、Mサイズが32から36mm、Lサイズが37から41mm、XLサイズが42から46mmです。コンドームは伸縮性があるため、勃起時のペニスの直径より一回り小さい直径のコンドームを選ぶことが推奨されます。
コンドームのサイズは男性器の長さではなく太さ(直径)で選びます。コンドームサイズはペニスの太さの基準になっていますので、まずは勃起時のペニスの直径を測りましょう。[3]
男性器の円周からわかる正しいコンドームのサイズは以下の通りです。Sサイズ(直径2.7から3.2cm未満)は円周約8.48から10.0cm、Mサイズ(直径3.2から3.7cm未満)は円周約10.0から11.6cm、Lサイズ(直径3.7から4.3cm未満)は円周約11.6から13.5cm、XLサイズ(直径4.3から4.8cm未満)は円周約4.3から15.0cmとなります。
| サイズ | 直径(mm) | 円周(cm) | 該当するペニスの直径 |
|---|---|---|---|
| Sサイズ | 27-31mm | 8.48-10.0cm | 2.7-3.2cm未満 |
| Mサイズ | 32-36mm | 10.0-11.6cm | 3.2-3.7cm未満 |
| Lサイズ | 37-41mm | 11.6-13.5cm | 3.7-4.3cm未満 |
| XLサイズ | 42-46mm | 13.5-15.0cm | 4.3-4.8cm未満 |
別の情報源では、Sサイズは直径27から34mm、Mサイズは直径31から36mm、Lサイズは直径36から38mm、XLサイズは直径42から46mとされています。メーカーによって、サイズの基準が微妙に違うことには注意しましょう。上限、下限ぎりぎりの場合は、メーカーにサイズの直径を確認することをおすすめします。[5][3]
日本人男性の平均サイズとMサイズの関係
TENGAによると、50万人のデータから算出した日本人男性の平均的なペニスのサイズは長さ13.56cm、直径は3.53cmでした。これはMサイズのコンドームに該当します。外周約100.48から113.04mmの場合が直径32から36mm(Mサイズ)に相当します。[2]
算出した直径を基準に、コンドームのサイズを選びましょう。コンドームのサイズ選びで迷っている方は、まずご自身のサイズを正しく測ることから始めましょう。
選ぶ際は素材の違いにも注意が必要です。ラテックス製は伸縮性が高く、多くの人に適しています。一方、ポリウレタン製はアレルギーが少ないという利点がありますが、伸縮性が低いため装着感に違和感を覚える場合があります。アレルギーや使用感の好みに応じて選びましょう。
自分の体に合った素材を選ぶことも、快適な使用感を得るためには重要です。メーカーによってもサイズ基準が異なるため、初めて使用するメーカーの製品の場合は、少し小さめのサイズから試してみるのも良いかもしれません。
サイズが合わないコンドームのリスク|避妊失敗率18%の真実
コンドームを正しく使用した場合の妊娠確率は、わずか2%程度です。ただし、一般的な妊娠確率は18%といわれています。コンドームを使用した避妊の場合、正しい方法で使用していたとしても、ズレや破損によって精液が漏れる可能性があり、避妊失敗のリスクが高まるのです。
大きすぎるコンドームによる外れと破損
彼の性器に対して、サイズが大きすぎる・ゆるい・ぶかぶかのコンドームを使用していると、行為中に外れてしまうことがあります。避妊具としてコンドームを使用する方が大半ですが、途中で外れてしまうことで避妊効果が無くなります。挿入時にゆるくなってはずれてしまうと、膣の中にコンドームが残ってしまい、場合によっては病院などに行かなければとれなくなってしまうこともあります。
ゆるい状態でつけないように、コンドームをつけるのは必ず男性が完全に勃起しきってからにしましょう。コンドームが外れることで、セックスが中断されることで雰囲気が壊れ、せっかくの楽しい時間が終わってしまうこともあります。
合わないコンドームを使っていることで、コンドームをつけるのを嫌がったり、次第にセックス自体に消極的になっていく人も少なくありません。サイズの合わないコンドームを使用している男性はほかの男性と比べ「性行為の途中でコンドームが破れたり抜け落ちたりしたためパートナー共々オーガズムを得ることが困難となった」経験がありました。
小さすぎるコンドームによる破裂と不快感
彼の男性器より小さめのきついコンドームをつけてしまうと、男性器の太さに耐えられず、挿入時に破けてしまうことがあります。装着してすぐはぴったりフィットしていても、サイズが合わないと使用中に破けてしまうこともあるので注意が必要です。射精前に気づくことができればコンドームを新しいものに付け替えるという対応が可能ですが、セックス後にペニスを抜いたら破けていたと気づくこともあり、その場合精液が漏れてしまい避妊ができなくなってしまいます。
サイズの合っていないコンドームを装着すると、気持ちよさにムラが出てしまう場合があります。小さいものをつけると、男性器が最大になった際に締め付けられ痛いと感じ、その違和感からSEXを中断しなければならないことも少なくありません。
また、大きいサイズのものは圧迫感はありませんが、コンドームがフィットしていないことで男性の動きについていけず、摩擦による刺激を感じにくくなります。さらに憂慮すべきことに、サイズが合っていないコンドームを使用している男性は性行為の途中でコンドームが乾くことを不満に感じている場合が多く、そのため性交が終わる前にコンドームを外す割合も2倍高くなっているそうです。
| サイズ不適合のタイプ | 発生するリスク | 避妊失敗の確率 |
|---|---|---|
| 大きすぎる | 外れる、膣内に残る | 一般的使用で18% |
| 小さすぎる | 破れる、精液漏れ | 一般的使用で18% |
| 適切なサイズ | リスク最小化 | 理想的使用で2% |
| 途中で外す | 避妊効果なし | 避妊しない場合46% |
円周から直径を計算する方法|円周率を使った換算式
ペニスの円周を測定した後、直径を算出するためには数学的な計算が必要です。この計算方法を理解することで、正確なコンドームサイズを選択できます。
円周測定から直径を求める数式
円柱と仮定するなら、外周÷円周率=直径という計算式になります。円周=直径×π(パイ)なので、直径は円周÷πになります。πは3.14として計算します。
メジャーで一番太い部分の長さ(円周)を測り、円周率(3.14)で割れば、直径の長さを出すことができます。コンドームサイズの測り方を見て、長さと直径をそれぞれ測定します。
測定した長さと直径に該当するコンドームを購入するだけで構いません。人によっては「長さと直径が比例せずどちらか片方だけ大きい」場合もありますが、その場合はどちらか大きい方のサイズを参照にしましょう。
実際の測定例と計算プロセス
以前自分のペニスの太さをメジャーで測ったところ、円周が11センチありましたという例で計算してみましょう。円周11cmを円周率3.14で割ると、直径は約3.5cmとなります。この場合、直径32から36mmのMサイズのコンドームが適切です。
外周約100.48から113.04mmの場合が直径32から36mm(Mサイズ)に相当します。算出した直径を基準に、コンドームのサイズを選びましょう。
ステップ3として、測定が完了後、下記の表からサイズを確認しましょう。最初から考えすべきことは円周であり、次は長さです。コンドームが自分の実際の長さより少し長くても問題ありません。コンドームが完全にフィットできることは最も重要なポイントです。
| 円周(cm) | 計算式 | 直径(cm) | 推奨サイズ |
|---|---|---|---|
| 8.48-10.0 | 円周÷3.14 | 2.7-3.2 | Sサイズ |
| 10.0-11.6 | 円周÷3.14 | 3.2-3.7 | Mサイズ |
| 11.6-13.5 | 円周÷3.14 | 3.7-4.3 | Lサイズ |
| 13.5-15.0 | 円周÷3.14 | 4.3-4.8 | XLサイズ |
太さを測るのがコンドームのサイズの一番の決め手となりますが、それぞれのサイズでメーカーごとに適応している長さもあるため、長さも測ります。測り方は根元から先端を測りましょう。裏側の玉袋の部分から測ってしまうと、実際の長さと異なるため必ず前側の根元から測るようにします。
主要コンドームブランドのサイズ一覧|メーカー別直径比較表
コンドームには主に3つの素材があります。素材によって伸縮性が違うためサイズが範囲のギリギリの場合やきついと感じる場合は、伸びのいい素材を選ぶというのも一つの手段です。今回は45種類のコンドームをサイズと直径を記載して一覧にまとめました。
Sサイズのコンドーム製品一覧
Sサイズのコンドームは市場で最も種類が少なく、購入時には注意が必要です。ポータルサイトなどで「コンドーム Sサイズ」と検索しても、実はSサイズではないものが検索に出てきてしまうことがあります。たとえば「SKYN」などは商品名にSが入ってるため、検索に出やすいのですが実際はMサイズ・Lサイズの展開しかありません。確実にサイズに合うものを選ぶため、必ず商品紹介ページの直径サイズを確認することが大切です。
Sサイズのコンドーム製品として、「ギュッ」は直径26mm、「スマートボーイ」は直径29mm、「ジャストフィット」は直径34mmとなっています。コンドームSサイズのおおよその直径は「30mm未満から33mm」で、適切な長さは「10cm未満から11cm」程度だと考えてください。[11][9]
「ギュッ(相模ゴム)」「スマートボーイ(オカモト)」「ジャストフィット(不二デラックス)」等のコンドームがSサイズの代表的な製品です。絞りがついたコンドームもいいです。「2段絞り」「6段グリップ」のような絞りがあると、ゴムがペニスにキュッと密着します。
M・L・XLサイズの主要製品比較
コンドームMサイズのおおよその直径は「33mmから36mm」で、おおよその長さは12cmから13cmです。ただし、販売されているコンドームMサイズは最も種類が多いサイズでもあり、メーカーによってはおおよその直径よりも大きい(小さい)コンドームがMサイズになっていることもあります。
Mサイズのコンドーム製品は非常に多く、直径31mmから35mmまで幅広い製品が存在します。代表的な製品として、オカモトの多くの製品が直径31mm、サガミオリジナルが直径34mmなどがあります。
Lサイズのコンドームでは、「サガミオリジナル・Lサイズ」が人気です。直径38mm、0.02mmでおなじみのサガミオリジナルのラージサイズ。ゆったりとしたサイズで圧迫感に悩まされていた彼もフィット感を味わえるはず。
Lサイズの製品として、「メガビッグボーイ」は直径39mm、「サガミオリジナル L」は直径38mm、「オカモト ビッグボーイ」は直径38mm、「オカモト 大人の極み」は直径39mmなどがあります。XLサイズのコンドームとして、「メガビッグボーイ XL」は直径46mm、「スーパービッグボーイ」は直径47mmとなっています。
| サイズ | 製品名 | 直径(mm) | 素材 |
|---|---|---|---|
| Sサイズ | ギュッ | 26 | ラテックス |
| Sサイズ | スマートボーイ | 29 | ラテックス |
| Mサイズ | サガミオリジナル | 34 | ポリウレタン |
| Mサイズ | オカモト001 | 31 | ポリウレタン |
| Lサイズ | サガミオリジナル L | 38 | ポリウレタン |
| Lサイズ | メガビッグボーイ | 39 | ラテックス |
| XLサイズ | メガビッグボーイ XL | 46 | ラテックス |
| XLサイズ | スーパービッグボーイ | 47 | ラテックス |
一つ目は天然ゴムを使用したラテックス製です。コンビニなどで気軽に手に入れることができるコンドームに多く、比較的安価です。二つ目は、ラテックス同様気軽に手に入るポリウレタン製です。薄いものが多く相手の熱を感じやすいのが特徴です。三つ目はイソプレンラバー製です。やわらかな素材で、薄さはラテックスと変わりませんが、熱伝導性がよく伸縮性もあり機能が充実しているコンドームです
コンドームの大きさの測り方を正しく理解することは、避妊成功率を劇的に向上させる鍵となります。理想的な使用での避妊失敗率2%に対して、一般的な使用では18%まで上昇する主な原因は、サイズ不適合によるずれや破損です。測定方法として、まず十分に勃起させた状態で、ペニスの最も太い部分(通常は亀頭のカリ部分)の円周をメジャーで測定します。測定した円周を円周率3.14で割ることで直径を算出し、この直径からコンドームのサイズを決定します。コンドームのサイズは、Sサイズが直径27から31mm(円周8.48から10.0cm)、Mサイズが直径32から36mm(円周10.0から11.6cm)、Lサイズが直径37から41mm(円周11.6から13.5cm)、XLサイズが直径42から46mm(円周13.5から15.0cm)の4種類が基本です。日本人男性の平均は長さ13.56cm、直径3.53cmでMサイズに該当します。簡易測定法として、トイレットペーパーの芯(直径約38mm、Lサイズ相当)を使う方法もあります。
サイズが合わないコンドームを使用すると、大きすぎる場合は外れて膣内に残るリスクがあり、小さすぎる場合は破れて精液が漏れるリスクがあります。主要製品では、Sサイズに「ギュッ」(26mm)や「スマートボーイ」(29mm)、Mサイズに「サガミオリジナル」(34mm)や「オカモト001」(31mm)、Lサイズに「サガミオリジナル L」(38mm)、XLサイズに「メガビッグボーイ XL」(46mm)などがあります。メーカーによってサイズ基準が微妙に異なるため、購入時は必ず商品ページで直径を確認することが重要です。素材の違いも考慮し、ラテックス製は伸縮性が高く、ポリウレタン製は薄く熱伝導性が良いという特徴があります。正確な測定と適切なサイズ選択により、避妊効果を最大化し、快適なセックスを楽しむことができます。


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